【修理中】Weberの「オリジナルケトルプレミアム」の脚が全損した話【新雪5cmで脚とボウル破損】

Weberオリジナルケトルは思ってた以上に貧弱な作り

Weberの脚はアルミ製です。肉厚もほぼないのでかなり構造的に不安があったのですが、思ったとおり即破損に繋がってしまいました。

脚が破損するだけならステンレス製へ改造すればいいかと思っていたのですが、脚が壊れてグリルまで破損するのは想定外でした・・・

これ、火を扱っている最中だとどうなっていたんだろう？訴訟大国のアメリカに拠点があるメーカーがこの点を見逃すとは思えないのですが、そもそもの強度にかなり難点があります。

こちらはあまり雪が降らない地域なのですが、たまに数センチの降雪があります。今回もその少ない降雪があったのですが、最近はグリルの出し入れが多く、いちいち倉庫から移動させるのが面倒なので、「Weber純正」のグリルカバーを被せて野外保管していました。

5cmほどの積雪があった後、脚が「く」の字に折れ曲がっているのを確認。そのお陰でグリル自体が不安定になり、横転してグリル部分も破損となりました。横転した際にホーロー加工部分にも傷が入った為、あっという間にサビに。

Weberグリルには10年保証が謳われているのですが、パーツ単位で見るとそれぞれの保証年数が違います。

今回の降雪などによる脚部破損がどの部分になるのか不明ですが、念の為サポートに確認中です。

現時点では今回のインシデントは保証の範囲ではなく、有料での修理になる予定です。

あまりの貧弱ぶりにサポートに確認中なのですが、脚部の耐荷重などはデータとして用意がないようです。グリル部分は15kgの耐荷重であると、明示的に回答がありました。

脚部の耐荷重は社として明記なしというのは、如何なものかと思うのですが、Weber公式からの正式回答なのでどうしようもありません。

もしかしたらアジアモデルなので、US本社ではなく各拠点で充実させろという事なのかもしれませんが、こうした症状を見ると並行輸入品との差はほぼなしと思われます。

いずれにしても回答待ちの状態ですので、進捗があり次第共有したいと思います。

一応、修理見積もりは出てきているので記載しておきます。法外に高価なものではなく、それなりかな？というお見積りでした。

ただし、下記の注意点がありました。

【注意点】

・ Weber日本倉庫で保管しているパーツは非常に限られており、多くのパーツはアメリカ本社からのお取り寄せとなる。その為、パーツによっては商品価格に加え、海外からの配送費、関税が発生する。

・現在、配送までの期間の目安は発注後約60~90日。場合によっては1ヶ月以内に届く場合もあるが、アメリカ倉庫の在庫状況によって配送までの時期は変動的。

・日本倉庫に在庫があるパーツは、ご入金確認後3~5営業日で発送。

・ネジ等の小さな部品をご希望の場合、複数のネジが入ったセットでの販売となる場合がある。

特に1番目が驚きでしたが、Nordiskなど似て、海外本社からの取り寄せの場合が多く、関税や輸送費もカスタマー側負担になります。代理店に頼る意味があまりないと感じました。

※対応いただいたカスタマーサポートの方の名誉の為に記載しておきますが、対応内容はとても親切丁寧で、解決に向けて無駄なく明確に物事を伝えていただけます。

見積もり内訳は下記の通り