【北海道】道東観光拠点のベストキャンプ地! 虹別オートキャンプ場

今年は遅めの夏季休暇を頂きました。いつもは8月のお盆シーズンに被せるのですが、今年は色々な都合により、9月半ばに夏季休暇!
前々から計画していた、北海道の道東、「知床半島」「屈斜路湖」「阿寒湖」「摩周湖」などを観ておきたく、拠点となるキャンプ場を探していました。
先人たちがまとめてくれているブログのお陰で、割とすぐに「虹別オートキャンプ場」がベストそうだと目星をつける事ができました。
道東だけではなく、途中の十勝ポロシリ、むかわ町なども予定に組み込み。北海道半横断キャンプです!
道東へはフェリーでの移動は不可。苫小牧フェリー埠頭が最東です。
本州からのフェリー移動では、北海道の苫小牧が最も東に位置している為、そこからの移動になります。今回は「八戸フェリーターミナル」から、「シルバーフェリー」を利用して北海道へ上陸します。



フェリーの航行時間はおよそ「8時間」で、八戸を 22:00 に出発し、苫小牧には 翌朝の6:00 に到着する便を利用しました。
苫小牧フェリー埠頭から、目的地の 虹別オートキャンプ場 までは、高速道路を利用しておよそ 5時間程度です。こうして見ると結構遠い!

移動距離が4時間を超えるとなると、フェリー埠頭を 16:00 出発の便ではキャンプ場到着が20時を過ぎる可能性が大なので、やはり早朝着の便がベストと思います。このくらいであれば、まぁ体力に余裕がある状態で設営が可能かなと。東京〜スノーピーク HQより遠い・・・!
今回は、知床半島と、十勝、札幌付近が活動エリアなので、苫小牧から最も遠い所を最初に周り、段々と帰りの苫小牧へ近づくように戻ってくるプランにしました。
北海道道東への道は、とにかくまーーーっすぐです!
「50km先を右折」とかザラにあります。眠くならないように対策をしましょう。
また、関東〜東北の運転感覚とちょっと違うと感じました。ものすごい飛ばします。3台抜きとか普通にされますので、びっくりしないようにしましょう。


たまに動物が飛び出してきます!

虹別オートキャンプ場の概要

アクセス
〒088-2462
北海道川上郡標茶町字虹別690-32
TEL/FAX:015-488-2550
基本的には電話とFAXでの予約・連絡になります。また通年営業ではなく期間限定。5月1日~10月31日まで営業される事が多いようです。メールでの連絡は不可。
チェックインは、「13:00」〜です。苫小牧フェリー埠頭を6時に出ると、休憩、観光で2時間みても丁度よい時間帯。やっぱ朝到着のフェリーがベストです。
キャンプ場の利用料金
キャンプ場の料金表。金額順。
フリーサイト | 一般(高校生以上)370円 子供(小学生以上)210円 |
区画サイト(個別サイトと呼ばれているよう) | 3,240円 |
バンガロー | 3,240円 |
パワーサイト | 4,320円 |
パーティサイト | 6,480円 |
コテージ | 6,480円(9/1~6/30) 10,800円(7/1~8/31) |
一番安いフリーサイトは、370円。一番高いコテージは10800円。差額すごい!
フリーサイト


我々はフリーサイトを利用しました。料金が安いし、9月の半ばくらいなら、電源がなくても標準的な冬装備で大丈夫かな?と思ったのもあり。
実際に、9月半ばの道東天気は、雨模様の最低気温でも12〜3度だったので、全く問題ありませんでした。キャンプ場は全体的にかなり管理が行き届いており、チェックイン後は落ち葉も見当たりませんでした。(チェックアウト時にはパラパラと落ち葉がある程度)
車は乗り入れ不可ですが、すぐそばに駐車場があり、ほとんど横付けのような感じ。所々に大きい木(多分コナラ?)があり、いい感じで日陰になる為、場所によってはタープもいらないほどでした。樹液が滴り落ちる事もなく、どんぐりがいっぱいある程度。
芝焼けもなく、関東で経験した最も芝生がきれいなキャンプ場、「やまぼうしオートキャンプ場」以上にキレイなサイトでした。虹別オートキャンプ場は3泊しましたが、
大人2、子供1で「2,200円」
破格です・・・
込みだすとそれなりに密集します。

区画サイト(個別サイト)



こちらはお客さんが入りだす前に、ちゃちゃっと写真を撮っておいたもの。区画サイト(個別サイト)です。
外付の電源が一つあり、広さはブロックごとに違うようですが、かなり広いというわけではないです。大型テントは2張りはキツそう。シェルターや、2ルームテントの場合、小川張りで被せれば何とかテント・タープが貼れるかな?という感じ。
パワーサイト
こちらはお客さんが居たので、写真なし。キャンピングカーが横付けされていました。公式ページにもそういった説明書きがありました。区画サイト(個別サイト)との違いがよくわかりませんでしたが、どうもパワーサイトには、上水道が完備されている模様。
区画サイトと同じく、電源があり車を横付け出来ますが、大きさもさほど変わらず、テント2張りは厳しそうかな?という広さ。
バンガロー

バンガローはほどんど埋まっていました。やはり電源が1つあり、車も横付け出来ます。サイトのなかにバンガローが建てられており、広さは他の区画サイトと変わらないようでした。
中は確認できませんでしたが、そこそこ広そうな作りではありました。
センターハウス(管理棟)




センターハウスはキャンプ場の入り口から入って、まっすぐの所にどーんと存在しています。かなり立派な建物で、中には薪ストーブがあり、フリースペースのような所もありました。
やはりキレイにお掃除されており、レンタル品も充実しているようです。
トイレ、シャワー室もよく清掃されているようでした。炊事場もそうなのですが、管理人さんがこまめに掃除されているのか、利用者さんのマナーが良いのか?
そういえば自販機もあります!洗濯機と乾燥機もあり、それぞれ100〜200円程度と、良心的な価格設定でした。
炊事場もよく掃除されているようです。そして広い!かなりの大人数で利用できそうです。残念ながらお湯は出ません。
キャンプ場の営業期間が10月くらいまでのようなので、お湯も必要ないかなと思います。




芝生広場
奥には芝生広場と、ドッグランがありました!
我々が滞在した日程では、芝生が濡れている事が多く遊んだり出来ませんでしたが、アスレチック施設もあり、かなり広いです。芝生もよく手入れされており、何かのイベントに使えそう。


発電所跡地(シュワンベツダム湖)
キャンプ場の奥にダム湖がありました!「シュワンベツダム湖」というそうで、昔は水力発電所として稼働していたようです。
釣りをされている方もいました。水面は風もなく穏やかですが、ヤブ蚊が多め。




周辺の買い物・温泉スポット
クローバーハウス
虹別オートキャンプ場に滞在中、珍しくリアルタイムで instagram を更新したのですが、 珍しくフォロワーさんにコメントを頂き、教えて頂いた温泉です!
なんと、温泉が黒いです(笑
野付郡別海町西春別95
0153-77-1170
ホテルマルエー温泉(別館)
本館と別館があります。我々も別館を目指していましたが、よくわからず本館に入っていた模様!
北海道標津郡中標津町西1条北3-3 0153-73-3815
虹別オートキャンプ場 まとめ
虹別は、道東の「へそ」と呼ばれ、各観光スポットから程よい距離の位置にあります。もっと道東にもキャンプ場はありますが、鮭の遡上が始まっており、ヒグマの出没時期と重なっているのと、他の観光スポットとの距離感もあり、こちらの虹別オートキャンプ場が程よい位置と思います。
場内はよく整備されていて、掃除人や管理者さんを見かけないにも関わらず、気になる汚れなどはありませんでした。
車のナンバーを見ると、道内のキャンパーさんが多いイメージでしたが、東北や関東ナンバーもちらほら。
instagramでも「懐かしい!」とメッセージを頂くほど、キャンパーさんの心に残るキャンプ場のようです。事実、とてもよいキャンプ場で、芝生が好きな方はぜひフリーサイトを利用してみてください!
SNSやメディアの露出が少ないキャンプ場のようです。我々も先人さんたちのブログで知りました。特に「Kaoru君とBeet君のキャンプ日記さん」は日本全国周られているので、よく参考にさせて頂いております。
3泊ほど利用し、ここを中心に、「知床半島」「弟子屈」「釧路」などかなりのスポットを観光できました。道東の観光スポットの拠点キャンプ場として、とてもオススメです!
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