【冬キャンプ】関東地区。3月のキャンプ事情 冬の森のまきばオートキャンプ場!

【冬キャンプ】関東地区。3月のキャンプ事情 冬の森のまきばオートキャンプ場!

3月のキャンプ!

冬季のキャンプってどうなんでしょう?

2016年の5月過ぎに始めたキャンプですが、冬の経験は殆どありませんでした。

1月にやまぼうしオートキャンプ場で1泊した時には、結構な寒さでせっかく用意したグランドオフトンでも、凌ぎきれなかったです。やっぱ寒い!

冬季のやまぼうしオートキャンプ場

冬装備。寝具はめちゃ大事

まだ試行錯誤中ですが、冬の森のまきばオートキャンプ場にお邪魔しました。

ここは、炊事場でお湯が出るのでかなりのリピート率です!自宅からも2時間以内。とてもお気に入りのキャンプ場になります。ウチは暖房器具は、2つ用意してあります。1つでは2ルームテントの温度が上がりきりません。せいぜい22度程度です。外気温が5度を下回ると、その傾向がさらに顕著になります。

▶ コロナストーブ

夜間は暖房器具は止めてしまう為、結構な冷え込みになります。その為、暖房器具とは別に、寝室の対策も重要になります。朝方にかけては、かなりの冷え込みです。6時に子供が起きて、シャボン玉で遊びたがってたので、外に出て様子を見てみた所、取り敢えずテントは所々凍結していました。シャボン玉は、地面についても割れずそのまま凍りつきました。それくらい寒いです。

 

冬キャンプの対策

テント内の温度をあげる

強力な暖房器具でも、テント内の温度はそこまで上がりません。これは武井バーナーと家庭用ストーブの2本でも変わりません。薪ストーブで大分改善されるようですが、下に挙げてるようにその他の対策が必要なのは一緒です。

ある程度の温度までは上がりますが、外気温が下がるにつれテント上部と、下部でかなりの温度差が生まれてしまいます。

上部は30度超え、中部で25度程度、下部は10度程度とかなりのバラツキが生じます。

このバラツキがどんな影響に繋がるかというと寝る時は地べた付近に寝っ転がりますよね?

対して、下は隙間風が吹き込むのでほぼ外気温と一緒。

食事も終え、体も暖まり団欒後にさあ寝ようという時に、気温5〜10度位の寝室が待っている感じです。今まで暖かかったのに、横になると急に冷え込んじゃうんですね。これらを解消する為には、強制的にルーム内の空気をかき回すしか方法がありません。また、上部の暖かい空気は長い時間留まって段々と下に降りてくる事なく、ベンチレーションを通して外部に出ていってしまいます。

せっかくの熱、勿体無いですね!

これらの問題を解消する為に、サーキュレーターを用意しました。小型のUSB扇風機では、トルテュPro、リビングシェルロングPro 共に風量不足で全く役に立ちませんでした。

※ こいつだけではほぼ意味がなかった・・・・ 

恐らく、冬季のキャンプで、テント内を快適にするにはサーキュレーターは最も重要なアイテムの一つです。暖房器具は優秀なモノを用意し、温まった空気を強力なサーキュレーターで循環させる。

これが、ものすごく大切だと思います。

ウチでは下記のものを用意しました。これでトルテュPro、リビングシェルロングProどちらのテントでも、リビング側とインナーテント側の空気をほぼ循環できます。(風力は最大)

アイリスオーヤマ サーキュレーター

それと、テントにスカートが無いもの。

例えばウチの装備ではランドステーションがそうですが、なるべく冬での利用は避けるようにしています。暖気は上に行くのである程度は温かいのですが、冷気は下から来ます。

スカートが無い場合、かなりダイレクトに。

スカートが装着されている場合でも、スカートの隙間からマイナスの冷気が少しずつ差し込むので、テント内の温度差が激しくなり、下手すると天井付近から結露の雨が降り出します。

寝具にお金をかける

冬季のキャンプは寝具に投資するべきです。ルームが暖かくても、夜間は暖房器具は全てシャットダウンしますよね?つけっぱなしだと、一酸化炭素中毒の危険も高まります。

なので、いざ寝ましょうという時に急速にルーム内の温度が下がります。そうすると、上記の通り暖房器具には頼れないので、全ては寝具に掛かってきます。

はじめはモンベルの5度まで利用可能とある、ファミリー向けの封筒型シュラフを利用していましたが、年末に近づくにつれ、段々と過ごしきれなくなってきました。その為、スノーピークのグランドオフトンを用意し試してみましたが、これでもやはり十分ではありませんでした。

結局どうしたかというと、寝具という括りでいえば、テントシートの上に敷くマットを2重化しました。そして、その上に封筒型シュラフを敷布団化し、グランドオフトンで包み込みました。これで大分低温でも快適に過ごせるようになりました。

結局電気は最強

電源サイトであれば、恐らくそんなに寝具類、暖房器具を強化する必要はなく、電気毛布が一つあれば問題ないと思いますが、フリーサイトであれば電源が用意されている所は、殆どないと思います。一度だけ、C&Cで電源サイトをお借りしましたが、確かに快適そのものです。

サーキュレーター + 電気毛布 の組み合わせで
2月でも暑いくらいです。

電気最強です。

じゃあ、電源を持ち出しちゃえばいいんじゃない?という事で、容量の多い100Vコンセント出力のあるバッテリーを探しました。ウチでは下記を検討中で、今年のGWまでに用意する予定なので後でレビューしたいと思います。

Anker PowerHouse (434Wh / 120,600mAh ポータブル電源)

suaoki ポータブル電源 大容量120000mAh / 400Wh

それぞれ、メリデメがあります。今のところ、Suaokiの方が有利と思います。空気の循環がされると結露の軽減にも繋がります。

不自由を楽しめるように

最も大切な事ですが、完璧な快適性をキャンプに求めない事だと思います。

自分たちが楽しめる範囲であり、我慢できないほど不自由だ と感じない程度に適度な物が用意できれば、それで完成形と言える気がします。事実、我々の荷物はどんどんシェイプされており、出発前に厳選して、本当に使うものだけ。本当に必要なものだけを持ち出すようになり、その他は贅沢品、過剰なモノとして利用しなくなりつつあります。

もちろん、季節によって出番が大きく変わるモノたちなので、すべて大切に使っていくのですが、キャンプの楽しみ方として芯にあるものは、普段経験できない非日常を楽しみ、家族とシェアをする事と思っていますので、多少の不具合は楽しむ位でちょうど良いと思います。

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