【メンテナンス】雨撤収でドロドロのMSRのエリクサー3を水洗い。ついでにフレームもチェック
- 2017.08.15
- テント

雨撤収後のメンテナンス
前回のキャンプでは、雨撤収となりました。持ち出したテントはランドステーションとMSRエリクサー3です。雨撤収では例外なくテントがドロドロになりますね。特にフットプリントなどのグランドシート系や、フライシートなどは雨の泥跳ねなんかを直接被る事になるので、結構な汚れになります。撥水加工がしてあるテントは水洗い後に乾燥させればかなり汚れが取れるので、取り敢えずは乾燥させることが大切と思います。
フットプリントを水洗い
フットプリントは最も汚れが付くシートです。一番下に敷くものなので泥を直接かぶってしまい、まさに泥だらけ。エリクサー3は小型のテントなので雨撤収をしたとしても、割りとすぐに水分が蒸発してしまいます。泥はそのまま乾燥し、土になるのですが中にはシートに直接こびりついて取れなくなってしまっているものもありました。恐らくは樹液を含んだ落ち葉などの上にシートを敷いてしまったからだと思いますが、これが結構厄介です。樹液がテントについてしまったら、ほぼ取る方法はないそうです。パーツクリーナーなどで強制で落とす事は出来ますが、寿命もかなり縮んでしまうよう。可能な限り優しく水洗いして、根気よく樹液を落とします。
インナーテントを水洗い
雨の強さにもよりますが、インナーテントは地面からの雨が跳ね上がり、ツブツブの汚れが付く事が多いです。下はフットプリントがあるので汚れは殆どありませんが、側面は結構汚れます。我々はインナーテントのみの利用が殆どでフライシートは使っていません。その為下半分が汚れてしまう感じ。
そういえば結構な水の跳ね上げがあり、メッシュ部分にも泥水がかかったのですが中までは入り込みませんでした。不思議。MSRが優秀なのか・・・
DACフレームを拭き掃除
エリクサー3のフレームは、かなり細身です。中途半端に差し込んだまま利用するとすぐ破損してしまう程にモロイそうで。金属製なので軽く拭き掃除して終わりです。雑巾はマイクロファイバークロスがオススメです。繊維がついたりしないので、汚れが拭き取りやすく金属側にもヘアライン傷がつきにくいです。
悪い接続例
DACフレームの悪い接続例です。このように最後まで差し込まずにフレームを使うと、一気に破断します。接続時には確実に奥まで刺しこまれているか確認します。
確認は、出来れば全接続箇所を調べたほうがいいです。普通にカシン!と音がするまで差し込んだ後に、フレームにインナーテントを吊るしたつもりでも、撓ったタイミングで何故か隙間が出てしまうことが多いです。そういう作りのフレームらしく、全くもって油断できません。並行輸入品や、個人輸入をした場合はフレームの破断で結構な値段がかかってしまうので、注意したい所です。
まとめて乾燥、撤収
インナーテント、フットプリント、フレームをまとめて乾燥させます。しっかりと乾燥させないとカビの原因になる為、晴れの日や、曇り日にしっかりと乾燥させ、水分をすべて飛ばしてしまいます。ここで水分が残っているカビの原因になり、そのテントの残り寿命を全て使い果たしてしまいますので、入念にチェックします。
撤収は様々な方法があると思いますが、我々は一番下にフライシート、その上にインナーテント、フレームを巻き込む形で撤収を行います。フットプリントはかなり小さく折りたためるので、最後にしまい込む感じ。フレームはバラついてショックコードが痛まないように、ヘアバンド(輪ゴム)を使ってまとめて置きます。
MSRは経年劣化で、フライシートやインナーテントのボトム部分にベトつきや独特の匂いが発生するそうです。最近のモデルに関しては大分改善されたそうですが、やはり避けられない様子。なるべくメンテナンスを丁寧にし、大切に使いたいと思います。
- 前の記事
キャンプ場での虫除け対策。蚊やブヨ、沢山の虫達があなたの血液を狙っています。 2017.08.12
- 次の記事
【青森県】種差キャンプ場にもう一度! 前回は台風のため、利用を断念! 今回は!? 2017.08.30